伝統の技で醸した、袋搾りの大吟醸酒
もろみを酒袋に入れ、圧力をかけずに自然の力で 一滴一滴袋から滴り落ちる酒を雫酒といいます。
この伝統的な搾り方で集めた酒は、きめ細かな香りとなめらかで優雅な味わいになります。
全量「山田錦」 全量自家精米 精米歩合32%
日本酒を作るには必ず米を磨く精米という工程があります 雑味のない澄んだ味わいを求め、厳選した酒造好適米「山田錦」を約100時間かけて精米歩合32%まで磨きます。
テロワール 広島県産「山田錦」で醸した大吟醸
全量広島県産「山田錦」を用いて醸した大吟醸です。 産地となる東広島市高屋町造賀地区は、酒蔵のある西条から北へ約10km,標高約350mの高原盆地に位置します。 水・日照・昼夜・夏冬の温度差などの自然条件に恵まれ、古くから稲作が盛んな地域です。 平成元年に「地元の米、地元の水で酒を仕込もう」という呼びかけのもと、地元稲作農家と酒蔵が協力して東広島酒米栽培推進協議会を結成し酒米の栽培が始まりました。 東広島酒米栽培推進協議会は県内他産地との差別化を図るため、「山田錦」単一品種のみの栽培から始め、技術者による遺伝的種子選抜や栽培方法の統一化を行いながら、高品質化を図っています。
揮毫と背景の蒔絵は、重要無形文化財保持者(人間国宝)である、漆芸家・室瀬和美氏によるものです
室瀬和美(むろせかずみ)・・・1950年生まれ、漆芸家。父は漆芸家の室瀬春二。
東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、日本伝統工芸展に出品しつつ、三嶋大社の国宝「梅蒔絵手箱」や金刀比羅宮本殿格天井「桜樹木地蒔絵」の復元なども手がけ、大英博物館をはじめ国内外の展覧会に多数出品。