穏やかな香り、深い旨味の熟成した味わい
「四杜氏四季酒」では、賀茂鶴の四人の杜氏が季節に合わせた日本酒をお届けいたします。 「純米ひやおろし」は、涼しい蔵の中で、夏のあいだゆっくりと寝かせた純米酒です。 トンボが飛び始めるころ、熟成した酒へと育ちます。 穏やかな香りと深みのある味わいは、どんな料理にも寄り添います。 賀茂鶴酒造 二号蔵杜氏 椋田茂 醸造
■アルコール分/15度以上16度未満
■原材料名/米(広島県産)・米こうじ(広島県産米)
■精米歩合/65%
■原料米/雄町100%
■仕込水/賀茂山系伏流井水
広島県産「雄町」100%使用
今シーズンは原料米を変更しました。
昨年までは広島錦を使用していましたが、今年は「雄町」※です。
(※広島県産の「雄町」は、「比婆雄町」をもとに交配させた、
古くから広島県で栽培されてきた酒造好適米です。)
原料米を変えることについて、杜氏の椋田はこのように語っています。
「『ひやおろし』は季節限定品であるため、ある意味、毎年いろいろな挑戦ができるお酒です。
雄町に変えて、お酒に厚みを持たせたいと思いました。
酵母もそれに合わせて7号酵母と10号酵母に変更しています。」
【季節限定酒】「四杜氏四季酒」シリーズ
「四杜氏四季酒」は、季節限定酒です。 日本酒の味わいは、季節とともに日々変化します。 また、搾りの時期による味わいの違いや季節に合わせた味の造りなど、その季節ならではの日本酒の美味しさがあります。 「四杜氏四季酒」は、4人の杜氏が醸したお酒です。季節ごとの日本酒の味わいをお楽しみください。
醸した杜氏のご紹介
二号蔵 杜氏 椋田 茂…1997年賀茂鶴酒造入社。2013年二号蔵杜氏に就任し同年には日本酒造技術研究連盟にて1位を獲得。【全国新酒鑑評会通算7回金賞受賞】(2024年8月現在)
秋の訪れを告げる酒
「四杜氏四季酒 純米酒 ひやおろし」は2号蔵 椋田杜氏が醸しました。 このお酒は、涼しい蔵の中で夏のあいだゆっくりと寝かせた純米酒です。 トンボが飛びはじめるころ、熟成したお酒へと育ちます。 穏やかな香りと深みのある味わいは、繊細な秋の味覚に寄り添います。
「おうちキャンプ」「キャンプ」にお燗酒
秋から冬にかけては燗酒がおすすめです。「燗酒」は安らぎを感じさせ、ときには 癒しを感じさせるといいます。「キャンプ」や気軽にご自宅でアウトドア気分を味わう「おうちキャンプ」などシーンは様々。お料理の味を引き立てるアイテムとして、楽しんでみてはいかがでしょうか。 是非一度、鍋にお湯を沸かし、その中にお酒を入れたマグカップを漬けて、簡単に燗酒を楽しんでみてください。お燗の魅力にはまるはず。さらに、酒器を変えることで味わいや香りの感じ方が異なるため楽しみ方が一層広がります。
「賀茂鶴が追及する “アマ・カラ・ピン・ウマ”」
賀茂鶴酒造の蔵には1枚の文章が入った額が掲げられています。 表題は「賀茂鶴の品質」。 「色艶淡麗にして優美な香りあり、風味濃く、 しかも軽快な滑らかさをそなえ、甘辛の中庸を得て、 飲みあきしない、賀茂鶴独特の吟醸酒造りの 秘法を駆使した『アマ』『カラ』『ピン』『ウマ』 四拍子揃った名酒。蔵の人が命をかけて造った酒。」 実はこれこそ、代々の杜氏から現在の杜氏まで脈々と受け継がれてきた賀茂鶴の酒の本質。 各蔵の事務所や会所場(休憩所)に飾られたこの額の存在は、杜氏たちが飽くことなく酒造りを自問自答し続けてきた歴史の証です。 「中庸」は、バランスがとれているということ。 主役はお料理、そしてお客様の会話。あくまでお酒は脇役に徹し、お客様が笑顔になっていただくことこそが賀茂鶴の求める味。 これが賀茂鶴を貫く哲学のひとつです。
冷蔵庫に収まるサイズ
容器サイズ
720ml 1本入化粧箱
サイズ:83×83×301(mm)(720ml瓶サイズ:77×77×296(mm))