
【3/5より出荷開始】花咲かじいさん 純米吟醸 萌えいぶき
軽快さ感じる、春らしい一本
春の訪れが待ち遠しい今日この頃。昨年に続き、オンラインストアだけの季節限定酒をご用意しました。
令和七年の「花咲かじいさん」は広島県で生まれた酒造好適米の新品種「萌えいぶき」を精米歩合60%で醸した純米吟醸酒。
酸味の効いた軽快な味わいは柑橘を連想させます。キレがあり、後味はすっきり。香りは穏やかで食中酒としても、お食事のお供にぴったりの一本です。
ラベルには桜の花を咲かせるおじいさんの姿。春の訪れを告げるウグイスもちらり。
オンラインストアでは初めての取り扱いとなる「萌えいぶき」。ぜひ、この機会に味わってみてください。

原料米は新品種

春にぴったりの名前を持つ酒造好適米「萌えいぶき」。広/島県、国の研究機関、生産者団体、及び広島県酒造協同組合と共同で育成された新品種です。近年、夏期に高温が続くことから、高温の環境でも品質や収量が低下しにくい高温登熟耐性を持つ、全国初の品種として育成されました。
米が溶けやすく、豊かな味の酒となりやすい特徴も備え、名称「萌えいぶき」には、豊かな大地の力強さと、作り手の 夢や希望、熱い思いが込められています。

アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(広島県産)、米こうじ(広島県産米)
精米歩合:60%
原料米:萌えいぶき 100%
賀茂鶴の酒造り 「賀茂鶴が追及する “アマ・カラ・ピン・ウマ”」

賀茂鶴酒造の蔵には1枚の文章が入った額が掲げられています。 表題は「賀茂鶴の品質」。 「色艶淡麗にして優美な香りあり、風味濃く、 しかも軽快な滑らかさをそなえ、甘辛の中庸を得て、 飲みあきしない、賀茂鶴独特の吟醸酒造りの 秘法を駆使した『アマ』『カラ』『ピン』『ウマ』 四拍子揃った名酒。蔵の人が命をかけて造った酒。」
実はこれこそ、代々の杜氏から現在の杜氏まで脈々と受け継がれてきた賀茂鶴の酒の本質。各蔵の事務所や会所場(休憩所)に飾られたこの額の存在は、杜氏たちが飽くことなく酒造りを自問自答し続けてきた歴史の証です。「中庸」は、バランスがとれているということ。 主役はお料理、そしてお客様の会話。あくまでお酒は脇役に徹し、お客様が笑顔になっていただくことこそが賀茂鶴の求める味。 これが賀茂鶴を貫く哲学のひとつです。
