
酒処・西条の蔵元から贈る ― 純米大吟醸と大吟醸 ギフトセット
大切な方への感謝の想いを、酒処・西条の銘酒に託して贈りませんか。
広島県産の酒造好適米と良質な中硬水、そして蔵人たちの技と心が織りなす「純米大吟醸」と「大吟醸」のこだわりの720ml二本セット。送料無料で蔵元からお送りします。
セット内容1.酒米の王様「山田錦」の大吟醸酒

広島の豊かな大地に育まれた酒米「山田錦」を、丹精込めて50%まで磨き上げました。華やかで香り高く、すっきりとした後味が特徴の大吟醸酒です。

「山田錦」
「山田錦」は、数ある酒造好適米の中でも、その品質、知名度、作付面積でトップを誇る品種で、「酒造好適米(酒米)の王様」とも呼ばれています。
生産地の東広島市高屋町造賀地区は水・日照・昼夜の温度差などの自然条件に恵まれ、古くから稲作が盛んな地域で、賀茂鶴酒造では「山田錦」の全量を造賀地区産のものを使用しています。


アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(広島県産)、米こうじ(広島県産米)、醸造アルコール
精米歩合:50%
原料米:山田錦 100%
セット内容2.種籾から復活させた、幻の「広島錦」の純米大吟醸酒

一度は途絶えた広島生まれの酒米「広島錦」を使い、賀茂鶴由来のきょうかい酵母「五号酵母」で醸しました。華やかな香りと、純米らしい旨味を持った純米大吟醸酒です。

「広島錦」
種籾から復活させた「広島錦」は、 昭和初期に広島県で推奨品種とされていた酒米です。
やや小粒ですが、酒にすると芳醇な味わいとなる特徴がありましたが、背が高く倒れやすいなどの理由から生産されなくなっていました。
賀茂鶴では、委託農家のご協力のもと数年を要し、「広島錦」を復活させました。


アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(広島県産)、米こうじ(広島県産米)
精米歩合:50%
原料米:広島錦 100%
全量広島県産米 自社精米
広島県産の米と自社精米にこだわるのには理由があります。
酒造りは、原料となる米の選定と精米から始まっています。
粒の揃った良質な酒米を使うことができるのは、地元農家の協力があるからこそ。
また精米においては、1898年(明治31年) には日本初の動力精米機を導入。
以来、賀茂鶴では精米へのこだわりを大切にし、すべて自社で磨くことで、より丁寧に米を仕上げています。

西条の水
日本酒の約80%は水です。
おいしい日本酒造りに、良質な水は欠かせません。
賀茂鶴の酒造りには緑豊かな山々から湧き出る、賀茂山系の伏流井水を使っています。
自然の恵みが育む、適度なミネラルを含んだ上質な「軟水」により、口当たりのやさしい柔らかな酒が生まれます。

広島の吟醸造り
軟水は酒造りにあまり適さないとされていましたが、明治時代後期に広島杜氏の祖・三浦仙三郎氏が軟水で良質な酒を造る醸造法を開発。
その愛弟子が賀茂鶴の杜氏となり、賀茂鶴に「軟水醸造法」が伝わりました。
発酵力の強い麹を造り、低温で「もろみ」を管理する広島で誕生した醸造法は、現在の「吟醸造り」のルーツとなりました。
しっかりとした麹造りとゆっくりと「もろみ」管理をするからこそ、美味しいお酒が出来上がります。

